財団について

一般財団法人奥田記念花粉症学等学術顕彰財団について

花粉症を含め鼻アレルギー、喘息、皮膚炎、結膜炎、食物、薬物過敏症などのアトピー性疾患は国民の過半を占めています。

半世紀にわたり鼻アレルギーの研究に精励した奥田稔日本医大名誉教授が、卒寿、ダイアモンド婚、生前葬を記念し、私財を投じ、この領域の基礎的、臨床的研究を促進し、われわれの味わつた学問の楽しさを社会還元すべく、今回設立したのが、一般財団法人奥田記念花粉症学等学術顕彰財団であります。

当学術賞の特徴

特徴をあえて記したいと思います。

  1. 本学術賞は所属学会、施設、役職、年齢、国籍、専攻領域、推薦者などの制限がなく、自薦または他薦応募方式です。現在現役で継続5年以上の研究歴にあることが望まれます。
  2. 研究業績の顕彰であり、助成金、功労賞ではではありません。
  3. 研究の独創性とレベルが重視されます。日本、欧米の一流誌に問題なく受理される程度の研究を期待しています。
  4. 一般に免疫生物学的研究が授賞される傾向がありますが、臨床につながる研究を歓迎します。
  5. 副賞として毎年1件100万円を贈呈します。使途は受賞者の自由で、会計報告は不要です。

2016年9月12日

設立発起人

  • 奥田 稔  日本医科大学名誉教授
  • 大久保公裕 日本医科大学教授
  • 岡本 美孝 千葉大学医学部教授

授賞