加藤幸宣先生(令和3年度受賞)

受賞論文

Kato Y, Morikawa T, Kato E, Yoshida K, Imoto Y, Sakashita M, Osawa Y, Takabayashi T, Kubo M, Miura K, Noguchi E, Fujieda S: Involvement of activation of mast cells via IgE signaling and epithelial cell-derived cytokines in the pathogenesis of pollen food allergy syndrome in murine model. J Immunol 2021. 206(12); 2791-2802.

受賞者

福井大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
加藤幸宣先生

受賞者コメント

この度は、名誉ある奥田財団花粉症学等学術顕彰財団学術賞を賜りまして、大変光栄に存じます。日頃からご指導頂いております藤枝重治先生(福井大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教授)をはじめ、研究に携わって頂いた多くの関係者の方々に深く感謝を申し上げます。また、本学術賞の選考に携わって頂いた審査員の方々に厚く御礼申し上げます。

本研究では、シラカンバ花粉症モデルマウスにリンゴエキスを経口投与することにより、これまでに報告例のない新規花粉-食物アレルギー症候群モデルマウスを作製しました。更に、様々な遺伝子改変マウスを使用して、花粉-食物アレルギー症候群の発症機序・病態解明に関する様々な基礎研究を行いました。

今回の受賞を励みに、花粉-食物アレルギー症候群の基礎研究を継続し、病態解明・有効な治療方法の確立に取り組んで参ります。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

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